アトピーに食事療法は効果的なのは本当なのか?

アトピーの治療に食事療法を活用するにはどうすればいいのか?

アトピーの治療に食事療法を活用するとよいということを聞くことがありますが、
具体的にはどのように食事療法を行えばいいのだろうか?
また、アトピーには食事療法はあまり効果がないという人もいますが、
どちらの意見が正しいのでしょうか。
いずれにしても、食事でアトピーが悪化してしまうことだけは
何としても避けたいことだといえるので、
食事に関して気を付けておくべきことを調べました。

 

アトピーで気を付けるべき食事のポイント

アトピーの症状はアレルギー症状の一種なので、
食べ物にアレルギーのある人やアレルギー症状を発症したことのある人は
アトピーの治療期間中は食事に気を使うとよいかもしれません。
 
 
どのような食品を避けたほうがいいといわれているかというと・・・

  • 動物性の食品や脂
  • 牛乳や肉類
  • 香辛料や食塩
  • 特定の食品の食べ過ぎ

 
しかし、これらの項目の食品をすべて避けていると、
魚類や野菜などの食べ物しか食べることができなくなってしまい、
逆に栄養が偏ってしまう恐れがあります。


アトピーの治療においては、規則正しい生活を送ることや
栄養バランスの良い食事をしっかりととることがとても大切
になります。
そのため、アトピーによくないとされる食品を完全に100%避けてしまうのではなく、
食べる量を少なくしたり、食べる頻度を3日に一度から1週間に一度に減らすなどで
対策をすることが重要だといえます。
 
 
一般的にアトピーよくないといわれている食品も
アトピーの症状が出ている人すべてに悪い影響を与えるとは限りません。

例えば、ある食品を食べてAさんはアトピーの症状が悪化したとしても、
別のBさんがその食品を食べてアトピーの症状が悪化しないこともあるのです。
 
アトピーの治療に食事療法を取り入れる場合には、あなた自身にとって
アトピーの症状を悪化してしまう食品とアトピーによい食品を1つ1つ
見つけていくことがとても重要なことです。

 
最初のほうはアトピーの症状を悪化させてしまったりして、
大変な思いをするかもしれませんが、
徐々にあなたのアトピーの症状に良い食品が見つかります。
その後は、あなたのアトピーの症状を悪化しない食品を中心にして、
バランスの良い食事とることで
あなたにとって最適なアトピー治療のための食事療法の食事メニューが出来上がりますよ。
 
 
【参照】アトピーの食事療法に漢方を取り入れた場合の体験談