アトピーにユーグレナ(ミドリムシ)が本当に効果があるのですか?
ユーグレナがアトピーにどのような効果を持っているのだろうか
健康管理などの目的のためにユーグレナのサプリメントも人気があると言われています。
そして近年、ユーグレナはアトピーの改善にも効果を発揮するという情報もあります。
本当にユーグレナはアトピーに効果があるのでしょうか。
もし効果があるのなら、どのようにユーグレナを活用していけばいいのでしょうか。
アトピーに対するユーグレナの効果と活用の仕方のポイント
ユーグレナ(ミドリムシ)がアトピーの症状にも効果があるということは
2015年2月19日の朝日新聞に記事が掲載されていました。
その記事によると・・・
アトピー性皮膚炎の患者がユーグレナが持っている特別な成分である、
「パラミロン」という成分を2ヶ月間続けて摂り続けたところ、
アトピー性皮膚炎の重症度を表す数値のTARC値が減少するという傾向が見られました。
これこそが、アトピー性皮膚炎の症状を緩和していることの証拠の1つだそうです。
また、鳥取大学と株式会社ユーグレナが共同研究を行い、その結果をまとめた、
「ユーグレナ由来のパラミロンという物質をアトピー性皮膚炎の症状が皮膚に現れている
マウスに飲ませたら、アトピーの症状が緩和した。」という内容の論文もあります。
国立健康・栄養研究所のホームページの中にある、素材情報データベースの欄に
「ミドリムシ、ユーグレナ」という項目で情報が載っています。
気になる方はチェックしてみるといいかもしれません。
オンライン上でのユーグレナのアトピーに対する評価の例を紹介すると・・・
- かゆみを感じることが少なくなり、体をあまり掻かなくなった。
- 頭皮のフケも少なくなった。
- 花粉症の時期にアトピーがひどくなることが無くなった。
- 花粉症の症状の軽くなった。
そのため、ユーグレナがアトピーの改善に効果があることは本当のことだと言えます。
しかし、「ユーグレナをアトピーの改善のために有効活用するにはどうしたらいいのか」
ということに関してはまだよく分かっていないことが多いです。
ユーグレナには、アトピーの改善に役立つ効果だけでなく、風邪やメタボリック症候群(いわゆる、メタボ)・冷え性など様々な症状に効果があると言われているため、そのままではアトピーに効く成分の効果が薄まってしまう可能性があります。
アトピーの改善の効果を実感しやすくする方法の1つに、アトピー改善に効果のある成分を濃縮させて、濃度を高めるという方法があります。
ユーグレナのサプリメントなどでアトピー改善を目指す場合は、このポイントに注目して使用するサプリメントを選ぶことが大切です。