【アトピーの診断基準】かゆみや肌荒れを自己診断する方法

敏感肌や乾燥肌がアトピーによる症状なのかをチェックする方法

アトピーは現代病と言われ、いつ発症するか分からない病気です。
アトピーは敏感肌や乾燥肌の人と同じような症状を発症することが多いため、
あなたの症状がアトピーによるものなのかを診断することは非常に重要です。
このページでは、自分であなたの症状がアトピーが原因なのかを判断するポイントと
アトピーの症状の重症度を調べる方法をまとめています。

アトピーの自己診断方法と重症度チェックの項目

あなたの乾燥肌や敏感肌の症状、かゆみや赤みなどがアトピーが原因で引き起こされている
症状かを判断するポイントは大きく分けて3つあります。
「かゆみ」と「特徴的な症状」と「何度も繰り返して症状が現れる」の3つです。
 
アトピーの症状は、左右対称に同じような症状が出ることがあると言われていますが、
必ず左右対称に症状が現れるというわけではありません。
 
 

アトピーの特徴的な症状には次のようなものがあります。

  • 鱗屑(りんせつ)…カサカサしたフケのようなものが落ちること。
  • 紅斑(こうはん)…皮膚が赤く腫れること。
  • びらん…皮膚がはがれて、ただれたような状態になること。
  • 痂皮(かひ)…皮膚を掻いた後にかさぶたができること。
  • 丘疹(きゅうしん)…ぶつぶつした盛り上がりができること。
  • 苔癬化(たいせんか)…皮膚が厚くなったり、硬くなったりすること。
  • これ以外にも、肌が乾燥することもアトピーの特徴的な症状の1つです。

 

診断1:アトピー診断

あなたの症状がアトピーによる症状なのかをチェックします。
 
次のチェック項目のうち、あなたはいくつ当てはまりますか?
もし、3つ以上当てはまる場合は、アトピーの可能性が高いと判断できます。
 

自覚症状
アトピー
自己診断
<かゆみについて>

  • ほぼ1日中、体のどこかがかゆいと感じる?
  • 睡眠時もかゆくて、なかなか寝れない?
  • 寝ている時も、かゆみで目を覚ましてしまうことがある?
  • 日中もかゆみで集中力を維持できないことがよくある?
  •  
    <特徴的な症状について>

  • アトピーの特徴的な症状の内2つ以上、当てはまる症状がある?
  •  
    <繰り返し発症する症状について>

  • 一時的に症状が良くなっても、また症状が悪化することがある?
  • 今までに症状が出なかったところにも同じような症状が出た?
  • 毎年、決まった季節や時期になると症状がひどくなる?
  •  
    <その他のチェック項目>

  • 家族や親戚にアトピーの人、もしくはアトピーだった人がいる?
  • 花粉症持ちで、花粉症の時期に症状がひどくなる?

 

診断2:重症度診断

アトピーがどのくらいひどいのかをチェックします。
 
診断1のアトピー診断でアトピーの可能性が高いという結果が出た場合は、
あなたのアトピーの重症度チェックをしてみましょう。

 
アトピーは症状の程度で4段階に分類することができます。

自覚症状の程度
重症度1
  • かゆみが原因で日常生活で困ることはほとんどない。
  • アトピーの特徴的な症状もほとんど気にならない。
  • 症状も比較的すぐに消える。
重症度2
※要注意
  • 赤みを伴ったかゆみが、たまに出る。
  • 皮膚が落ちるなど、アトピーの特徴的な症状が少し出るようになる。
  • 症状が治りにくくなる。
重症度3
※対策が必要
  • かゆみがほとんど我慢できない。
  • アトピーの特徴的な症状が日常的に出るようになる。
  • 同じような症状を繰り返すようになる。
重症度4
※対策が必要
  • かゆみが我慢できず、睡眠にも影響が出る。
    (寝れない・かゆくて起きるなど)
  • 今まで症状が出なかったところにも症状が現れる。
  • かゆみやアトピーの症状が原因で日常生活で常に困っている。

 
 
もし、あなたのアトピーが重症度3や重症度4の場合は、
当サイトで紹介している何らかの改善方法を試してみてください。
重症度2の場合も早めに対策をすることがアトピーを早く治す上で大切なことです。
 
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