脱ステロイドとは?アトピーの改善につながるのは本当か。

脱ステロイドとアトピーとの関係性について

アトピーを治したり、改善するためには「脱ステロイド(脱ステ)をしなければいけない」ということを聞いたことがあるかもしれません。
脱ステロイドのメリットとデメリットを調べたことをまとめました。
脱ステをするか悩んでいる人に読んでもらいたい記事です。

 

脱ステロイドの説明と脱ステでアトピーを治す方法

まず、脱ステロイドとは何をすることかを明確にしておきましょう。
脱ステロイドは、ステロイド外用薬を塗るのを止めることです。
ステロイド外用薬に関する詳しい説明はこちら
 
つまり、病院からステロイド外用薬を処方されていない場合は脱ステができません。
 
しかし、皮膚科の病院等で診察を受けて、アトピーと診断されると
ほぼ100%ステロイド外用薬を処方されます。
 
なので、脱ステとは、一般的に病院から処方された薬(ステロイド外用薬)を塗るのを止めて別の方法でアトピーの改善を目指すことを指すことが多いです。

 
 
なぜ病院から処方された薬を使わずに脱ステでアトピーを改善したい人が多いのでしょうか。
その理由をまとめると、これらの理由があります。

  • ステロイド外用薬の副作用が気になる。
  • ステロイド外用薬を塗っても良くならない。むしろ悪化している。
  • 脱ステロイドをするとアトピーが治ると聞いたから。
  • もう、皮膚科の病院を頼りたくないから。

 
脱ステロイドをすると本当にアトピーが治るのでしょうか。
 
この質問に対する回答ですが、
私は医者ではないので、医学的な根拠を持って回答することはできません。
 
しかし、アトピーに苦しんでいた人で今はステロイド外用薬を使わず、アトピーの症状が現れていないという人を私は知っています。実際に私もできました。
 
そのため私の経験上、脱ステロイドをするとアトピーが治るのか?という質問の回答は、
「Yes」だと個人的に考えています。
↑医学的な根拠を持って回答しているわけではありません。

 
 
では、脱ステロイドをどのように行えばいいのでしょうか。
脱ステは、副作用やリバウンドなどが起きる可能性があり、危険という噂も聞きますよね。
脱ステロイドの副作用やリバウンドに関する記事はこちら
 
一番いい方法は脱ステロイドに理解のある医者の指導の下で脱ステを行うことです。
しかし現実は、脱ステに理解のある皮膚科医は少ないと言われていますし、
私自身もそう感じます。
 
そこで、私が実際に行った脱ステの方法を紹介します。
これが唯一のやり方とは限らないので、あくまで参考程度で見てください。
 

私は、医者から処方されたステロイド外用薬を使用する量を少しずつ減らしていきました。
 
今まではかゆみを感じたらすぐに、アトピーの症状が現れた所に薬を塗っていたのですが、
朝、家を出る前とお昼休みの時間と夜、寝る前。
この3回しか1日に塗らない
と決めました。

※このルールを守らなかった日もあります。

 
どうしても痒みが我慢できない時は、乾燥クリームを塗ってしのぎました。
また、入浴後の乾燥がひどかったので、入浴剤ボディーソープを変えました。

 
この方法で私は、今ではステロイド外用薬を使わなくても
アトピーの症状に悩むことはなくなりました。
 
脱ステの方法はこれだけでなく、いろいろな方法があるので、
あなた自身に合った脱ステの方法を見つけ出して、アトピーの苦しみから
解放されることを祈っています。