スイミングを始める前にアトピーのチェックをするべき理由

なぜスイミングの前にアトピーチェックが必要なのか?

スイミング・水泳は体操やサッカー・野球などと同じように
習い事として人気の高いスポーツです。
でも、アトピーと水泳に深いつながりがあるとはあまりイメージが湧かないですよね。
どうして、スイミングを始める前にアトピーのチェックが必要なのでしょうか。
アトピーの人は水泳を習うのを避けておいたほうがいいのでしょうか?
どのようなことに注意すれば、アトピーでも水泳を習うことができるのでしょうか?

 

アトピーの人が水泳を始める前にやったほうがいいこととは?

水泳・スイミングは単純に泳げるようになるということだけでなく、
免疫力がついて体が丈夫になるといわれていたり、体力がつくなど
様々なメリットがあるため、お子さんと親御さんにとって
人気の高くなる理由がたくさんあります。
 
しかし、アトピーの人が注意しなければならないことがあります。
それは、プールの水に含まれていている、消毒用の塩素です。

塩素は消毒をして、感染症などを防ぐなどの目的で
プールの水の中にはなければならない必須の成分です。
しかし、塩素は肌に刺激が強いため、アトピー肌の人などの肌の刺激に敏感な人は
プールの水が原因で肌荒れなどを引き起こしてしまう可能性もあります。
 
 
では、アトピー肌の人はどのようなことに注意してスイミングをやればいいのでしょうか?

そのポイントは大きく分けて2つあります。

1つ目は、スイミングに通う回数を少なめにするという方法です。
スイミングクラブのプールの水は塩素で消毒されているとはいっても、
人間の体に害のないように基準を満たしているものを使用しているため
過度に心配する必要はありません。
 
しかし、スイミングに通う回数が多いと、塩素に触れている時間が長くなるので、
アトピーの症状が悪化するなどのリスクも高くなります。
そのため、様子を見ながら、徐々に回数を増やすと安心してスイミングができるといえます。
 
 
2つ目の方法は、塩素による消毒でなく、オゾンで消毒しているプールを
使用しているスイミングクラブを選ぶ
という方法です。

オゾンは酸素の仲間で、オゾンにも殺菌能力があります。
塩素とは全くの別の物質なので、塩素で肌に炎症を起こしてしまった人も
オゾンなら全く炎症を起こさないという人もいます。
しかし、実際は個人差があるため、徐々に通う回数を増やしていって、
体をプールの水に慣らしていくということが大切ということには変わりないといえます。
 
 
【参照】水道水の塩素を取り除いて、肌の刺激を少なくできるシャワーヘッドを試してみました!