非ステロイド消炎薬(NSAIDs)のアトピーへの効果と副作用

非ステロイド消炎薬は本当にアトピーに効果がないの?

非ステロイド消炎薬はステロイドが使用されていない、
アトピー向けの薬という意見があります。
その一方で、非ステロイド消炎薬はアトピーには効果がないと言う人もいます。
その根拠は何なのでしょうか。
非ステロイド消炎薬は本当は、アトピーに効果があるのか、効果がないのか、
どちらなのでしょうか?このページでこのことを検証していきます。

 

アトピーの治療に非ステロイド消炎薬を使用する時のポイント

ステロイド外用薬をアトピーの治療に使うことに賛否両論があるように、
非ステロイド消炎薬(NSAIDs)をアトピーの治療に使うことにも
賛成派と反対派に大きく分かれています。
そのため、アトピーの患者に非ステロイド消炎薬を処方しないという医者もいます。
 
今までステロイド外用薬を使っていたけど、もうステロイド外用薬を使いたくない人や
非ステロイド消炎を使って脱ステロイドをしたいと考えている人は
これらのことに理解のある医者に相談をしたり診察を受けた方がいいです。

 
 
非ステロイド消炎薬(NSAIDs)がアトピーに対して有効であるという明確な証拠がないため、
使うのをためらう医師がいるのですが、
 
かゆみや肌の赤みなどの炎症や腫れに効果があることはステロイド外用薬と同じです。

 
 
非ステロイド消炎薬のステロイド外用薬との違いは・・・

  • 非ステロイド消炎の方がステロイドより強く作用しない。
  • 脱ステロイドを続けながら使えるアトピー向けの薬。
  • 薬の吸収が大人より早い乳幼児のアトピー治療にも使われる。
  • アトピーに対する薬の効果はほぼステロイド外用薬と同じ。(強さが違う。)

 
これらの違いがあることを認識して、
あなたがステロイド外用薬と非ステロイド消炎薬のどちらを使って
アトピーの治療をしたいのかを自分で決めることが非常に大切になります。

 
 
非ステロイド消炎薬を使ってアトピーの治療をしたいと思っている人の中には、
医者が非ステロイド消炎薬を処方してくれないと悩んでいる人がいるかもしれません。
 
その場合は、病院を変えて他の医師の診察を受けるという方法の他に
薬局などで自分で選んで買うという選択肢もあります。
 
自分で選んで買う時は薬局にいる薬剤師にどの薬がいいのかを相談したり、
複数の非ステロイド消炎薬の口コミ情報をチェックして
納得できるものを選ぶことが非常に重要です。

 
 
【参照】
6歳から服用できて、薬学博士監修の脱ステロイドマニュアルがもらえる
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