アトピーの人はカンジダ症になりやすいのか?対処方法と防ぐポイント

アトピーとカンジダ症は関係があるというのは本当なのか?

アトピーに悩んでいる人は、カンジダ症を併発してしまうことが多いといわれています。
カンジダ膣炎や口腔カンジダ症、皮膚カンジダ症などいくつか種類がありますが、
アトピーとどのようなつながりがあるのか?
アトピーでカンジダ症にならないためにはどうすればいいのか?
アトピーとカンジダ症を発症してしまったときにはどのように対処すればいいのか?
などを調べてこのページでまとめています。

 

アトピーの人のためのカンジダ症の防ぎ方と対処方法

カンジダ症はカンジダ真菌というカビの一種が体内で異常に増えてしまうことで、
かゆみが発生したり、カンジダ真菌の塊ができてしまうことです。

カンジダ真菌という菌は常在菌といい、どんな人の皮膚にも存在する菌なので、
菌の数が少なければ全く問題ないのです。
 
 
カンジダ症を発症してしまうほどカンジダ真菌が異常に増えてしまうことの
主な原因は免疫力が低下することだといわれています。
風邪をひいたときや睡眠不足の時はカンジダ症になりやすいのですが、
アトピーの症状が出ているところは肌のバリア機能が低下していたり、
精神的なストレスなどもカンジダ症の発症に影響してくる
のです。
 
 
アトピーの場合、カンジダ症になりやすい傾向があるといわれる原因がもう1つあります。
アトピーの治療でステロイド外用薬を使用することが多いと思いますが、
ステロイド外用薬を使用することで免疫力が低下して、
カンジダ症を引き起こしやすくなってしまうのです。

アトピー性皮膚炎はアレルギー症状の1つなので、
ステロイド外用薬はアレルギー症状を抑えるために免疫力を低下させる効果がある
という見方ができるのです。

もしあなたが、アトピーの治療でステロイド外用薬を使用していて、
カンジダ症も発症している場合は
脱ステロイド(ステロイド外用薬を使用しないで、アトピーを治療する方法)
を活用してみてはどうでしょうか。
脱ステロイドをしたら、アトピーの症状も軽くなったという人もたくさんいますよ。
 
薬でカンジダ症を改善したい場合は抗真菌薬を使用することになります。
いくつか種類があるので、医者の指示に従って服用するようにしましょう。
薬が合わない場合は薬を変えてもらったり、
病院を変えることで症状がよくなったという人もいます。
 
 
【参照】脱ステロイドのマニュアルがもらえるアトピーの人向けの漢方薬を試してみました!