アトピーとニキビを同時に発症する原因と対処方法

どうしてアトピーとニキビが同じ時期にできてしまうの?

アトピー性皮膚炎に苦しんでいる人には、
ニキビもできやすいという悩みを抱えている人も少なくありません。
私もアトピーの症状がひどかったときは、ニキビが顔全体にできてしまい、
今でもニキビの跡がはっきり残っています。
アトピーとニキビを同時に発症しないために大切なことや
発症したときの対処方法について、このページでまとめています。

 

アトピーの人がニキビを早く治すためのポイント

ニキビができる原因は様々な要因がありますが、
肌が乾燥しているということが大きく関係していると言われています。
 
アトピー性皮膚炎に苦しんでいると、肌が乾燥しやすくなったり、
敏感肌になりやすかったりする傾向が強いです。
これらはニキビができやすい状況とよく似ています。
 
 
アトピーによって肌が乾燥していると、肌の保湿力も低下しているので、
肌のバリア機能も低下してしまいます。
この状態になると、皮脂をたくさん分泌して肌を守ろうとするのですが、
その皮脂がエサになってアクネ菌が繁殖してニキビになってしまうのです。

 
 
アトピーを治すために皮膚科などで処方される代表的な薬として、
ステロイド外用薬があります。
 
ステロイド外用薬には副作用もあるため、賛否両論があるのですが、
アトピーと同時にニキビを発症している場合は
私の経験上、ステロイド外用薬を使うのはおすすめできません。
 
 
アトピーに苦しんでいる人がニキビを治すためには、肌を清潔に保つことが一番重要です。
肌を清潔に保つ具体的な方法は次のような方法があります。

  • ボディソープや洗顔セッケンなどを使って肌をきれいにする。
  • 保湿剤などを使って肌の乾燥を抑える。
  • 肌に刺激を与えないように気を付ける。

 
また、肌を清潔にしようと意識過ぎて、
逆に肌に刺激を与えてしまうことがないように気を付けることも大切です。
 
アトピー肌は特に外部からの刺激に対して敏感なので、
肌を丁寧に洗っているつもりなのに、
実は肌を傷つけてしまっているという可能性もゼロではありません。
もし、どれだけ肌を清潔にしても治らないという場合は
少し洗う時間を短くするなどの工夫をしてみましょう。
 
 
ニキビを治すための化粧水などの商品がいくつかありますが、
アトピーに苦しんでいる場合は、ニキビ向けの商品は刺激が強すぎて
逆効果になってしまう
ことがあります。
 
なので、肌の乾燥を防いだり、肌を清潔に保つのに役立つ、
アトピー向けの商品を使う方が効果的です。
 
 
【参照】全身に使える、アトピー肌・敏感肌向けの化粧水を試してみました!