睡眠中にアトピーの肌を掻かないために実践していた方法

夜のアトピー肌のかゆみの対策はどうしたらいいの?

アトピーの症状がひどくなってくると、肌がかゆくなって、
夜も満足に寝ることができなくなってしまうことがあります。
肌のかゆい所を掻いてしまうと、アトピーが悪化したり、
治りにくくなってしまう可能性があります。
でも、掻かないとかゆくて寝れないというつらさもあります。
どのように対処すれば、かゆみを抑えることができて、
アトピーの悪化を防ぐことができるのでしょうか。

 

夜のアトピーのかゆみの対策方法と掻きたくなった時の対処法

アトピーに苦しんでいる人のほとんどの人が1度は経験したことのあることとして、
夜、寝るときに体がかゆくて寝ることができないということがあります。

1日や2日程度であれば、我慢できることもありますが、
これが何か月も続くと、何か月も寝不足の状態になります。これが本当につらいんです。

どうしたら、体を掻くことなく、ぐっすり安心して朝まで寝ることができるのでしょうか。
 
アトピーのかゆみを完全に消すことは難しいのですが、
かゆみを抑えて、体を掻きにくくする方法がいくつかあります。
その方法の1つが、かゆいところに保湿剤を塗って、その上に包帯を巻くという方法です。
 
 
保湿剤を塗ると、最初は肌が潤っているのを感じるけど、
しばらくすると肌がカサカサに乾燥してしまうから使いたくないと考えている人もいます。

しかし、包帯を巻くことでその心配はほとんどいらなくなるんです。

包帯を巻くことで肌が擦れることによって保湿剤が落ちてしまったり、
肌がカサカサしてしまうのと防ぐことができるので、
安心して保湿剤を塗れる方法として話題になっているんですよ。

 
具体的な手順は次のようになります。

  1. かゆくなるところや掻きたくなるところにたっぷり保湿剤を塗る。
  2. 保湿剤の上に包帯を巻く。
  3. 包帯の上にもう一枚包帯を巻いて落ちないようにする。
    または、ラップを巻いて固定する。

 
この方法は「ウェットラップ・ドレッシング法」と言います。
ドイツなどの欧米では病院でのアトピーの治療で使われている方法になります。
 
確かに日本ではまだ一般的でない方法かもしれませんが、
アトピーが完治する割合が8割を超えているドイツでは一般的な方法です。

夜にかゆくて掻いてしまったとしても、
包帯が巻いてあるため肌を傷つけてしまう可能性も低くなります。
実際に、徐々にアトピーのかゆみが少なくなったという人もいるので、
試してみる価値は十分にあると思いますよ。
 
 
【参照】アトピーの人に話題のダメージ肌向けの保湿剤を試してみました!